イベントナース

イベントナースの仕事内容について


救護室ってどんな人が訪問するの?

やっぱり多いのは熱中症

イベントの仕事は1年を通してありますが、熱中症の方の訪問はとても多いですね。

 

熱中症は夏になる!と言うイメージの方も多いと思いますが、実際には急激に暑くなる5月くらいから10月過ぎまで見られます。

 

熱中症は季節要因はもちろんですが、温度や湿度、イベント開催の場所(屋内または屋外)、人口密度、日陰の有無、冷房の有無など、多くのものに影響されます。

 

イベントの時って楽しくて、疲れを忘れて休憩も取らずにはしゃいでしまう・・・そんな経験って誰でもありますよね?

 

熱中症は、水分・塩分不足だけでなく、休息不足とも大きく関係があります。

 

屋外のイベントの時は特に、こまめな水分補給(塩分を含むアクエリアスなど)と、日陰での休息が大事ですね。

 

熱中症の場合は、軽度なら目眩や頭痛、気分不快などの症状で、水分補給と休息で症状は落ち着きますが、中程度以上となると痙攣や意識障害になるケースもあります。

 

訪問者の状態を見ながら、とにかく篭った熱を取ることを優先して、クーリングをして発汗を抑えましょう

 

 

 

 

夏に多い虫さされやアナフィラキシーショック


サマーキャンプやお祭りなどの暑い時期の屋外イベントでは、ブヨに刺されて腫れ上がってしまう方がいます。

 

虫刺されで歩けないほどに腫れあがり、膿が出てしまうタイプの方もいますので、たかが虫刺されと思わず、膿が広がってしまわないように消毒、塗り薬、ガーゼ、包帯保護のように処置をします。

 

歩けないほどに腫れてしまった場合は急速クーリングをして腫れを抑えます

 

夏は蜂の被害も増えますね。

 

特にサマーキャンプで行くような場所では、蜂の被害が毎年あります。

 

アレルギーがある方だと、アナフィラキシーショックとなる場合もあるので要観察です。

 

私がサマーキャンプに参加した時は、蜂に刺されてアナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難になってしまった子供がいました。

 

キャンプ場は山にあるので、救急車の到着に時間がかかるので、主催者と相談の上で、最寄りの救急外来へ連れて行きました。

 

この時は、管理者の車に私も同乗して医療機関を受診しました。

 

イベントナースが訪問者と一緒に医療機関を訪れる機会は少ないですが、緊急時には受診に同行することもあります。

 

蜂によるアナフィラキシーショックの場合は、蜂の毒針を取り除く方が良いとう人もいますが、無理に取り除くと余計に毒針が体内に押し込まれてしまうこともあるので、すぐに最寄りの医療機関を受診するのが正解だと思います。

 

 

転倒などによる怪我の処置


イベントの規模にもよりますが、たくさんの人が集まる大きなイベントでは、人口密度が高く、足を踏まれて爪が禿げてしまったり、転倒してしまったり、階段から転落してしまったりと言う事故が起きることがあります。

 

最近ではお祭りの警備員の人数を増員しているイベントが多いですが、それでも処置を必要とする怪我をする方もいます。

 

夏祭りだとサンダルを履いている人が多いので、たくさんの人が居るところで足を踏まれたりすると、爪が剥がれてしまうのは良くあります。

 

私が花火大会のイベントナースをした時も爪が剥がれてしまった若い女性がいました。

 

親指の爪が半分剥がれかかっていて、流血している状態で、歩くのもままならず、彼氏におんぶされて救護室にやってきました。

 

爪が剥がれるって、想像以上に痛いんですよ!!!

 

私も小学生の頃に机の足を親指に落としてしまい、爪が半分剥がれかかりました。

 

血はダラダラでるし、歩くとジンジン痛いしで、しばらくは靴も履けないから体育もできないし、染みるからプールも入れないしで最悪でした(´;ω;`)

 

このような怪我での処置が多く、消毒+ガーゼ保護の処置をするケースは多いですね。

 

後日、医療機関を受診したほうが良いとアドバイスすることも多いので、訪問者さんが帰宅してからも困らないように、お風呂の入り方や、ガーゼが取れてしまったときの対応など、しっかり丁寧にアドバイスをしたほうが良いですよ(´∀`*)