バイト看護師 単発

NICUの実習の思い出

小児実習の中で、NICUの実習に行くことができました。NICUの実習では片手に乗ってしまうほどの小さないのちと出会い、多くのことを学ばせてもらいました。実習指導はNICUの副師長が担当してくれたのですが、小さないのちとその家族への支援を永年行ってきたNICU看護のエキスパートでした。医療が進歩する中で、1000グラムに満たないほどの小さないのちが生きられるようになったといいます。もちろん、それが簡単ではないことを多くのチューブにつながれている様子から学生の私にも察することができました。小児科の医師も、受け入れの小児専門の医療機関もまだまだ不足しているという問題提起もありました。また、障害をもって生まれる子もいますし、出産後に障害を持ってしまうこともあります。その子たちをそれぞれの家族がどのように受け入れていけるのか?NICUの実習では小さく産まれた子が家族の一員になっていく過程への支援も大切であることを学びました。副師長は「受け入れの難しい家族もいる、残念だけれどそれが現実でもある。でも、この子たちがずっと病院の子になってはだめなの。」といいます。私は、NICUは小さないのちを救う場だと思っていましたので、看護者に求められることがそれだけではないということに、自分の考えの浅いことに気づき、ハッとさせられました。この子たちがいない状態で家族が成り立っている現状、社会の縮図を見るような複雑な気持ちも湧いてきていろいろ考える機会となりました。その子が家族のもとで幸せに暮らせるように支援することも看護者に求められます。小さないのちに教えてもらう中で、私は助産師になりたいと考えるようになりました。NICUの実習は私の人生を変えるほど印象的な実習でした。